「勉強しなさい!」と言わなくても勉強し始める小学生の家庭学習と親の取り組み方
親御さんが子供にどのようにかかわっていくのかによって大きく学習力の付き方が変わってきます。
なので「どうしたらうちの子は頭が良くなるのだろうか?」と頭を悩ませているママさんもいるのではないのでしょうか?
具体的にいつ、どのように子供に係って、いつごろから手放せていくのか気になりますよね。
今回は母親の関わり方と子供の学習への取り組みについてどうしていけば良いのか紹介していきます。
勉強しなさいと声をかけるのではなくて親子で子供の将来の話をする
お子さんの学年が上がるにつれて母親が学習を手伝う時間は減っていきます。
ですが「勉強しなさい!」と8割の親御さんが小1~中3まで変わらずに声をかけています。
実際は勉強しなさいという声かけの有無によって勉強時間の差は関係ありません。
中学生ではむしろ声掛けされていない子どもの方が良く勉強しています。
親子で音読ゲームをして記憶力がアップし一石二鳥
また小学生低学年で習う内容は簡単なようでとても重要な問題ばかりです。
また学年がどんどんと上がるにつれて低学年で覚えた内容が基盤となってきます。
なので基本的な計算方法や漢字の書き方など小学生低学年で基礎力が固まっているほど高学年になった時に良い点数を取ることが出来ます。
なのでお勧めの家庭学習方法として親が「今日学校で勉強したところ読んで聞かせてくれない?」と質問してみましょう。
これを毎日続けることで国語の力はアップします。
なぜなら子供の脳は柔軟なので何度も音読することによってその内容を自動的に暗記するのです。
低学年くらいの教科書であれば文章の基本と言える者ばかりです。
それがしっかりと子供の脳に刻まれていきます。
これは国語に限らずにどんな教科の勉強でも国語の読み解く力である読解力は必要不可欠です。
なので低学年のうちに基礎的な文章を脳に記憶させておけば教科全体の学力が底上げされてテストでも高得点を取ることが出来るのです。
まとめ
学習塾でどれだけ高いレベルの指導を受けたとしてもそこで長時間費やしたとしても家に帰って自ら勉強することが出来なければ学習塾で習ったことを自分のものにすることは結局出来ないということになります。
ですが小学校高学年のなってから初めて家で勉強する習慣づけをするというのは容易なことではありません。
受験をしないケースだったとしても授業についていけない可能性もあり、補修の為に塾通いを高学年から始めるお子さんもいます。
そういったことにならないように低学年の早めのうちに勉強をする習慣をしっかりとつけておきましょう。